国際アルツハイマー学会【World Alzheimer Report 2020】にぐるんとびーが掲載されました。

国際アルツハイマー学会【World Alzheimer Report 2020】にぐるんとびーが掲載されました。

アンダンチさん、むくさん、銀木犀さんという
尊敬する仲間の事業所と共に取り上げて頂きました。
これからの(テクノロジー含めた)時代の変化が
凄まじい時代の過渡期。
どれだけ取捨選択ができ、一瞬一瞬、
常に変化し続けながら進めるか。
変化をやめたら、あっという間に“時代の最適”から
取り残されるだろうという緊張感がある。
温故知新じゃないけど、日本の良いところは残し
変化し続けることが大切なんじゃないか。
最近は、内容じゃなく、理想を掲げ試行錯誤している
その後ろ姿そのものを次世代に見せることが、
僕らがやることだとすら思ってる。
そんな事業所が取り上げられている気もした。
歩みを止めず失敗しようが顔を上げて、
真摯に前を向いて歩んでいきたいと思います。
今回載っていないところでも、もの凄い取り組み
をしているところは日本中に沢山ある。
その中でも僕らが大切にしている“人のつながり”から
今回、お声がけしてもらえたことが嬉しい。
認知症の人と家族の会の皆様、金子 智紀ちゃん
貴重な機会をありがとうございます^_^
◆ World Alzheimer Report 2020
ぐるんとびーはレポート2に掲載されています

NHKドラマ『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』最終話が届いた。

NHKドラマ『天使にリクエストを〜人生最後の願い〜』最終話が届いた。
本当に心ゆさぶられるドラマだ。
何のために僕らは生きているのか。
後悔しない、間違えない人生って何なのか。
深く、深く考えさせられる。
今夜21時は第4話が放送される。
ケアとは何かを考えさせられるし、
ますます僕は既存の医療・介護の枠組みではなく
探偵業をやったほうが良いんじゃないかと思わされる。
最終話のエンドロール、見る人が見たら喜んで
くださるだろうな。天国の柳田さん、安田さんにも
ちゃんと届きますように。
素敵なドラマに関わらせて頂けたことに感謝。

コロナの自粛期間2週間を終えて外食再開

コロナの自粛期間2週間を終えて外食再開です。

基礎疾患のある高齢者は普通に生活していて、
認知症や脳梗塞で“要介護”ってレッテル
貼られたら“外出禁止”とかって違うと思う。

かと言って、誰でもコロナを気にせず外出するのも違うとも思う。

その時その時の環境を考慮し、“ほどほど幸せ”を模索し続けていきたい。

本日も地域で外食。
ヴィレッジカフェの山田 達法さん、英治 三嶽さん
ありがとうございました😊

✳︎全ての介護施設がこうあれとは思ってません
✳︎あくまで、ぐるんとびーのスタンスです
✳︎ぐるんとびーの利用者でも外食したくない方もいます


コロナ経過報告④(感染経路とPCR検査状況)

◆感染経路について
感染経路について多数のお問合せを頂いておりますが
保健所より【感染経路は不明】と報告を受けております。

当法人でも独自にヒアリングを行いましたが
自宅より電車とバスで大庭まで通勤。

特別、人が密集するようなイベントや場所への
参加などは確認されませんでした。

◆濃厚接触者8名の状況について
現在8名の利用者様へPCR検査が行われており、
5名の方が陰性になっています。

残り3名の方ですが、明日2人、
明後日1人がPCR検査予定とのことです。

外出自粛期間は8月19日までと保健所から指導ありました。

仮に陰性であったとしても19日までの期間は
外出自粛しなければならず、
関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしており
大変心苦しく思っております。

引き続き、気を引き締めながら対応してまいりたいと思います。

           2020.8.12 株式会社ぐるんとびー
代表取締役 菅原健介


保健所より、濃厚接触者の接触者については
特別な対応は現時点では必要ないのご指導を頂いております。

過剰な自粛につながりませんよう、
そして保健所の保健師さんや行政、事業所、利用者の皆さまも
それぞれの立場で一所懸命に動いています。

コロナ時代を地域で共に生きるためにも
“他者へのやさしさ”を大切にしていければと思っています。

保健所の保健師さんは数名で対応しています。
皆さまからご連絡が殺到すると、どうなるのかご配慮頂けると幸いです。

この件で、ご不明な点がある場合は
ぐるんとびーお問合せフォームよりご連絡ください。
できるだけ早くご回答させて頂きます。
https://grundtvig.org/form/

何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

詳細は以下、ご参照ください。

 

[pdf-embedder url="https://grundtvig.org/wp-content/uploads/2020/08/コロナ対応文書-2020.-8送付用最終.pdf"]


コロナ経過報告③(地域交流スペース、まちかど八百屋の一時中止)

看護小規模多機能併設の地域交流スペースの一般利用を8/19まで一時中止します。

新型コロナウィルスに対して流行初期である3.4,5月は徹底的に準備と警戒をしました。

マスクも自社で1万枚を調達。
N95マスクや微酸性電解水の機械購入など感染症対策を早期から行いました。

そして6,7月は長期戦に向け肩の力を抜き始めました。

リスクと暮らしのバランスをはかりにかけながら、
子どもとお母さんを応援する『まちかど食堂』や
地域の農家を応援する『まちかど八百屋』などを
地域交流スペースで行い、暮らしを大切にしてきました。

そんな、自由さや柔軟性を大切にするぐるんとびーだからこそ、
引き締める時は引き締めたいと思います!

新型コロナウィルスがスタッフに発生した事実は
おそらく噂としては「ぐるんとびーからコロナが出た」
という形で流れると思っています。

「利用者・ご家族」「スタッフ」「地域住民」
それぞれに「不安」と「緊張」が高まると思います。

それに対していかに“ほどほど安心”を提供していくかが
ぐるんとびーに今求められていると判断致しました。

今回、地域交流スペースや看護小規模多機能などへの
保健所などからの事業中止の指導はありません。

あくまで、法人の独自判断として、8/19までの期間、関係者のみの使用にさせて頂きます。

八百屋など楽しみにしていらっしゃった方には大変申し訳ございませんが、
8月19日以降にまたお願い致します。

尚、NPO法人湘南まぜこぜ計画さんが主催する
地域のお母さん・子どもを応援する”夏の子ども弁当”の引き渡しについては
引き続き、地域交流スペース外のテラスにて継続したいと思っております。

何卒ご理解とご協力のほど、宜しくお願い致します。

 

株式会社ぐるんとびー
代表取締役 菅原健介


保健所より、濃厚接触者の接触者については
特別な対応は現時点では必要ないのご指導を頂いております。

過剰な自粛につながりませんよう、
そして保健所の保健師さんや行政、事業所、利用者の皆さまも
それぞれの立場で一所懸命に動いています。

コロナ時代を地域で共に生きるためにも
“他者へのやさしさ”を大切にしていければと思っています。

保健所の保健師さんは数名で対応しています。
皆さまからご連絡が殺到すると、どうなるのかご配慮頂けると幸いです。

この件で、ご不明な点がある場合は
ぐるんとびーお問合せフォームよりご連絡ください。
できるだけ早くご回答させて頂きます。
https://grundtvig.org/form/

何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

詳細は以下、ご参照ください。

 

[pdf-embedder url="https://grundtvig.org/wp-content/uploads/2020/08/コロナ対応文書-2020.-8送付用最終.pdf"]


コロナ経過報告② (PCR検査の是非)

ご家族から『全スタッフにPCR検査をするべきだ』
というアドバイスを頂いたけど悩んでいます。

今回はあくまで訪問リハビリの理学療法士が1名の陽性判定。

事務所での滞在もほとんどなく(感染予防もしていて)
直行直帰しており、直接的にかかわった利用者さんのみが『濃厚接触者』。

それでも『ぐるんとびーさんで出たんでしょ?』と
他の無関係なスタッフの訪問サービスが中止になったり

濃厚接触者になったご家族の(他事業所からの)訪問サービスが中止されたりって弊害も起きてご家族に迷惑をかけている。

挙句、濃厚接触者の濃厚接触者の濃厚接触者まで
*ここまでいくと、もはや既に全国民じゃないか
までデイサービスの自粛や、施設などへの入室拒否になったり、
そんなことが現実に起こる体験した1日。

『過剰な自粛』の渦の中で、これ以上、PCRで明確化すると
余計な混乱を生むイメージしかない。

他施設に訪問する場合などPCR『陰性』が“免罪符”として機能することはメリットだろうけど、それ以上にまわりの混乱を生むデメリットが多すぎる。

ただ、反対にPCRがものすごく安心感を生む瞬間があった。

不安になっているご利用者・ご家族への在宅医による早期のPCR検査は精神的安心や、周囲の安心感も生み出していた。

感染予防、そして日常生活でも僕ら介護看護職よりも遥かにプレッシャーがある環境に身を置き続けながら、最前線で対応してくださっている在宅医の先生。
コロナ発生以降、このプレッシャーと対峙している在宅医の松木先生や長谷川先生の精神力はもはや国民栄誉賞レベルだと感じる。

お忙しい中でPCR検査を対応してくださったり、他市にも関わらず対応を申し出てくださった在宅医の先生がいたり、本当に心強いです。
こういう弱ってる時だからこそ、心に沁みました。
ありがとうございます!!

やはり、コロナと共に生きる時代
在宅医は全ての利用者さんに必要だと強く感じる1日。

疲れた時は、甘いスイーツみんなで食べて乗り越えます。

*当該スタッフは元気になってきたと報告があったり
今のところ濃厚接触者になっている利用者の方にも
体調不良がないことが何よりの救いです。

 


保健所より、濃厚接触者の接触者については
特別な対応は現時点では必要ないのご指導を頂いております。

過剰な自粛につながりませんよう、
そして保健所の保健師さんや行政、事業所、利用者の皆さまも
それぞれの立場で一所懸命に動いています。

コロナ時代を地域で共に生きるためにも
“他者へのやさしさ”を大切にしていければと思っています。

保健所の保健師さんは数名で対応しています。
皆さまからご連絡が殺到すると、どうなるのかご配慮頂けると幸いです。

この件で、ご不明な点がある場合は
ぐるんとびーお問合せフォームよりご連絡ください。
できるだけ早くご回答させて頂きます。
https://grundtvig.org/form/

何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

詳細は以下、ご参照ください。

 

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コロナ経過報告①(2020/08/11現在)

訪問看護ステーションの非常勤職員(理学療法士)の新型コロナウィルス感染症に対する件

平素より、株式会社ぐるんとびーをご利用くださり本当にありがとうございます。
8月10日、『ぐるんとびー訪問看護ステーション』の非常勤職員(週3日勤務)1名にPCR検査陽性が確認された事をご報告させて頂きます。

当該職員が8月4、5日の2日間に訪問した8名のご利用者さまについて藤沢市保健所より濃厚接触者として認定、感染防止対策を実施しての訪問サービス提供に切り替える様に指示がありました。

また、法人内職員および、併設する看護小規模多機能、居宅介護支援事業所、小規模多機能型居宅介護における濃厚接触者疑いの“該当者はいない”ことも通知頂きました。

 

以下、2020/08/11現在の経過報告です。

◆経過

8月4日 8:30出勤。18:30退勤。(体温35.7°、喉の痛み・咳・倦怠感・味覚障害なし)

8月5日 8:30出勤。18:30退勤。(体温36.6°、喉の痛み・咳・倦怠感・味覚障害なし)

*両日とも事務所滞在はタイムカードの打刻のみ、5分以上の会話をしたスタッフなし
*合計8名のご利用者さま宅にリハビリテーション目的で40分~60分滞在

8月6日 休み。38度発症 

8月7日 出勤停止。38度継続

8月8日 出勤停止。解熱。嗅覚障害がでた為、外来受診PCR検査実施。

8月10日 出勤停止。保健所より連絡あり、PCR検査、陽性確定

8月11日 12時 保健所より利用者8名を濃厚接触者と認定。

当該職員を除く、そのほかの法人職員は非該当と通知あり。

 

◆訪問看護ステーション内でのコロナ対応(遠隔対応)について

該当職員との濃厚接触疑いのあるスタッフは0名(該当者なし)。
また、平時より以下の対応をとっております

・すべてのスタッフがサージカルマスクを着用

・朝礼は短時間化(10分)、換気を行いながら実施 *zoomで遠隔ミーティングも併用

・訪問車およびiPadを一人一台支給。各自が独立して訪問する体制をとっている。(使用後はアルコール消毒を実施)

・記録はカナミックを利用し、事務所への出入りを最小化

・事務作業・休憩・着替えは各自が車中で実施

・長時間の会議はzoomで実施、事業所内ではマスク着用

 

◆今後の対応について

(藤沢市保健所より以下の指示があり、当法人もその指示に従っております)

《濃厚接触者について》

・2週間の外出自粛をおこなう

・PCR検査等、今後の対応については適宜、保健所よりご家族へ連絡する

*PCR検査後、仮に陰性でも2週間の外出自粛は継続

 

《濃厚接触者の同居者および、関係者・関係事業者について》

・現時点では特別な対応は不要

・同居する家族の外出自粛なども不要

・現時点では濃厚接触者は感染者ではない為、関係者への周知も不要

*風評被害等を考慮して、当法人の判断として全体周知させて頂くことにしました

 

《事業運営について》

藤沢市保健所から濃厚接触者を除き、従前の事業運営指示を継続してよいとの事。

 


保健所より、濃厚接触者の接触者については
特別な対応は現時点では必要ないのご指導を頂いております。

過剰な自粛につながりませんよう、
そして保健所の保健師さんや行政、事業所、利用者の皆さまも
それぞれの立場で一所懸命に動いています。

コロナ時代を地域で共に生きるためにも
“他者へのやさしさ”を大切にしていければと思っています。

保健所の保健師さんは数名で対応しています。
皆さまからご連絡が殺到すると、どうなるのかご配慮頂けると幸いです。

この件で、ご不明な点がある場合は
ぐるんとびーお問合せフォームよりご連絡ください。
できるだけ早くご回答させて頂きます。
https://grundtvig.org/form/

何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

詳細は以下、ご参照ください。

 

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コロナ陽性者確認および経過と対応のご報告

【コロナ陽性者確認および経過と対応のご報告】
ぐるんとびー訪問看護ステーション(非常勤)の
理学療法士1名にコロナ陽性が出ました。

◆ 法人職員に濃厚接触者はいない《非該当》という判断でした。
・訪問リハビリの利用者8名のみ濃厚接触者対応
・小規模多機能、看護小規模多機能、
居宅介護支援事業に関しては“通常の事業継続可”

◆訪問看護ステーションの感染予防体制
・ひとりひとりに社用車1台、iPad1台を支給
・自宅からほぼ直行直帰の形態をとっていた
・休憩、記録、着替えは社用車で実施
・会議は少人数あるいはzoomで遠隔参加

訪問していた利用者数名を除き、
法人スタッフ全員および小規模多機能、
看護小規模多機能、居宅介護支援事業に関しては
通常の事業継続をしても問題ないと
藤沢市保健所よりご指導頂きましたので
取り急ぎ、ご報告させていただきます。

また、既に一部で濃厚接触者に接触していた方、
濃厚接触者の接触者に接触していた方まで自粛の輪が
広がっているという話を聞いております。

保健所より、濃厚接触者の接触者については
特別な対応は現時点では必要ないのご指導を頂いております。

過剰な自粛につながりませんよう、
そして保健所の保健師さんや行政、事業所、利用者の皆さまも
それぞれの立場で一所懸命に動いています。

コロナ時代を地域で共に生きるためにも
“他者へのやさしさ”を大切にしていければと思っています。

保健所の保健師さんは数名で対応しています。
皆さまからご連絡が殺到すると、どうなるのかご配慮頂けると幸いです。

この件で、ご不明な点がある場合は
ぐるんとびーお問合せフォームよりご連絡ください。
できるだけ早くご回答させて頂きます。
https://grundtvig.org/form/

何卒、ご理解ご協力のほど宜しくお願い致します。

詳細は以下、ご参照ください。

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近藤角三郎さんの四十九日

近藤角三郎さんの四十九日で 息子さん夫婦のご自宅にお邪魔してきました。

無宗教で仏壇も何もない。と仰っていましたが、遺骨の前には角さんの写真が飾られ、お供えもしてありました。
素敵なご自宅で、毎日仕事のあとはご夫婦でお酒を飲みながらテラスで食事をしているとのこと。

2人とも人が来ることが好きなので、ぐるんとびーの皆さんいつでも遊びにいらしてくださいと。

お嫁さんはうっすら涙を浮かべて本当にぐるんとびーにしてよかったという話を繰り返しお話ししてくださり、角さんが羨ましかったと。
お金を貯めて自分たちも最期はぐるんとびーでお世話になりたいと話してくださいました。

 


自分で自分の晩ご飯作る

自分で自分の晩ご飯作るって“あたりまえ”だよな。介護事業所
https://twitter.com/KensukeGru/status/1292383545302761472?s=20

https://twitter.com/KensukeGru/status/1292383545302761472


タウンニュース:「ぐるんとびー」がダブル受賞 革新的な取組み評価

「アジア健康長寿イノベーション賞」
アジア準大賞・国内最優秀賞の受賞を
タウンニュースさんが取り上げてくれました。

https://www.townnews.co.jp/0601/2020/08/07/538008.html

 東日本大震災から、住民の視点をもち
自分たちの住む町を、自分たちの手で耕していく
そんな活動を覚悟を持ってやってきました。

本当に多くの仲間に支えられ
ここに至ったと思います。
ありがとうございました。

僕らの次のチャレンジは
まちとともに生きる『診療所』をつくること。

“医師の募集”をゆるっと開始します❣️

暮らしの中の医療とは何か。
地域づくりを掲げる住民や、町の有志、自治会、
そして覚悟を持った専門職がここにはいます。

週3日だけ働くとか、子育てしながら一緒に働いたり、
お母さんのお医者さんとか良いかもしれません。
興味あるかたは、まずはzoomで話しましょう!

お問い合わせは以下より
https://grundtvig.org/20200731-1/


ぐるんとびーは“見学”の受け入れから”研修”にシフト

介護福祉の仕事って形のない無形資産だと思う。
これからビジネス業界が福祉にどんどん入ってくる。

僕らの“福祉は清貧であれ”みたいな感覚も
アップデートしていく時代だと思う。

安売りは絶対にしたくない。
それだけの価値が僕らにはある。

ぐるんとびーは“見学”の受け入れから”研修”にシフトする。

見物で来る人は僕らは対応する余力がないし
覚悟を持った上で相互に学び合いたい人には
僕らの人生の時間、命を注ぎたい。

◆ぐるんとびー研修(宿泊研修のみ)
1泊2日 30万円(3人1組の金額です)
✳︎3人1組でエントリーして下さい
✳︎仲間を作れる人が地域を変えていきます
✳︎夜は代表、管理者、スタッフが共に語り合います
✳︎完全オーダーメイドの研修をします
✳︎ぐるんとびーの家族になれますw

→見学会(定員20ー30人)を希望する方は
年3回程度で実施します。そちらにご参加下さい。

◆企業からの研修(1日 9ー17時)
基本 50万〜200万(原則5人まで)
✳︎完全オーダーメイドの研修をします
✳︎今までそれを長い間、大変な思いを持って
我慢とチャレンジで培ってきた人へのリスペクト。
安易に持ち出すのではなく、価値の交換として
ご理解頂けたら幸いです。

◆講演料について
“一般、団体からのご依頼”
1時間 15万円〜
✳︎時間の延長(1時間2万円)は応相談
✳︎代表の他にスタッフ2名が同行します

“企業様からのご依頼”
1時間 30万円〜

高いという声も当然あると思いますが、移動時間・事前打ち合わせ・資料作成、
そして何より“無形資産を提供することへの価値”を含めると、僕らはそれだけの事をやっていると思っています。

それでも必要と言ってくださる方に全力でお応えしていきたいと思います。


まちかど広報部:スポトレ

夏休みの駒寄小学校。

集合の掛け声に集まってくる子どもたち。「スポトレ」の時間です。

スポトレは、ぐるんとびーの主宰する、大庭地区の小学校の校庭を利用し、子どもたちがスポーツを楽しみながら学べる場です。

子どもたちの中心にいるのは、ぐるんとびーの伊藤彰浩さん。

まちかどのイケメン体操のお兄さん!という爽やかな印象の理学療法士さんで、訪問リハビリの合間を縫って、定期的に子どもたちと遊ぶ時間を作っています。

 

伊藤さんは、プロスポーツ選手やフィットネスのスポーツトレーナーを経て、ぐるんとびーに参画。訪問リハビリ以外にも、自費リハビリや妊産婦さんの産後リハビリテーションなど、住民のニーズに合わせて幅広く活動しています。

高校野球チームのトレーナーや保育園での幼児運動支援の経験もあり、スポーツを通しての教育の経験も豊富です。

今回は、このスポトレにまちかど広報部の私も一緒に参加させてもらいました。

この日は大人のボランティア参加が多く、「子どもたちもいつもよりいい意味で気が締まってました。かっこいいところを見せたかったんだと思います。」と、伊藤さん。

ふざけながらも歩み寄ってくれて、運動神経の鈍い私に「これはこうするといいんだよ!」と教えてくれる子どもたちの優しさや、お互い思いやりながら心地よく遊んでいる空間がとっても素敵で、私もついつい汗だくになりながら本気で遊んでしまいました。

 

内容は、スキップなどリズム体操、ロープをジャンプする遊び、宝取りゲーム、サッカーなど。様々な遊びをして、1時間があっという間でした。

「メニューは毎回変えています。色んな遊びを取り入れることで、集中力が持たない世代でも飽きずに遊べるのと、全身を使った多種多様な動きをすることで運動神経をつけていきます。」

 

今日のスポトレ参加者は小学校1〜3年生が中心で、運動神経の一番伸びる前段階のプレ・ゴールデンエイジの世代。細かい技術等を教えるよりも、リズム体操や全身を動かす様々な運動で運動神経が育まれるそうです。

子どもたちにとってはただ遊んでいるだけでも、実は発達段階に適した遊びが盛り込まれており、自然と子どもたちの成長を促しているシステム。一石二鳥、いやそれ以上だと思います。

 

それ以上の理由その1、スポーツを通して、挨拶や礼儀、人の話を聞く、物事を主体的に考えるなどの姿勢を育む狙いもあることです。

例えば、ゲームのチーム決めは全て子どもたちに委ねています。

「子どもたちは自分たちで決めるので、そのきっかけを作ってあげているだけです。」

自分たちでキャプテンを決め、相談しながらチームメンバーを決めており、大人がわざわざ入らなくても、ああだこうだ言いながらも順調に決まっていきます。

また、試合中に審議になるシーンでは「みんなどっちだと思う?」「〇〇くんは納得した?」と皆の意見を聞きながら、その場の誰にもモヤモヤが残らないよう、納得いくまで話し合うような場になっていました。

手を挙げてから発言する、友達の話も聞く、挨拶は大きな声でしっかり、など基本的なマナーもバッチリ。

気持ちよく遊べる場になっているのは、伊藤さんの細やかな配慮と、スポトレで培われた子どもたちのマナーやフェアプレー精神の賜物だと思います。スポトレが始まり2年間で築いてきたものを感じました。

それ以上の理由その2は、多世代交流の場でもあるということ。

家族や先生以外の大人と出会う機会になり、社会体験や地域の輪が広がることに繋がります。スポトレ参加後にぐるんとびーに顔を出して、そこで一緒に食事をする中でその子どもの食生活や親御さんの抱える問題が見えてくることもあるそう。地域で困りごとを解決していくきっかけにもなります。

 

スポトレを始めたきっかけは、代表の菅原さんの息子さんのクラスの学級崩壊。先生たちでは対応しきれず、保護者も動きたくても動けない状況。

そんな中でぐるんとびーが手を上げ、スポーツを通して礼儀や挨拶を学ぶ、多世代交流もできる、社会学習の場を提供して関わることになったそうです。

 

伊藤さんがスポトレで子どもと関わる中で大事にしていることを伺いました。

「僕は『心のコップ』という表現をしているのですが、心のコップが下を向いたままだと、水が入らないので何を言っても響きません。まずは心のコップを上に向けることです。そうするためにも、ぐるんとびーでも大事にしている『対話』を重ねながら、自己肯定感を上げるように関わっています。」

子どもたちの意見に前向きにフィードバックを加えつつ、拍手を送る。困難なチャレンジに挑んだ子に、転んでも「ナイスチャレンジ!」と声を掛ける。実際にスポトレ中に見た伊藤さんの関わりのマインドが見えてきます。

「心のコップが上に向くと、水が注げるようになるので、話を聞けるようになります。そうなると上達が早くなり、自分自身の成長が楽しくなります。スポトレを通してそういったことも身に付くような、サードプレイスになればいいと思います。」

心のコップ、もう上を向いている子ばかりだったかも!?

大人ですが、またスポトレに遊びに行きたいです♪


筆者プロフィール
河村詩穂(かわむら しほ)
1992年生まれ。茨城県出身。介護施設のマッチングサービス・スケッターを通してまちかど広報部に参加。看護師・保健師。普段は都内で訪問看護師として働く。
https://www.sketter.jp/skets/7432


高木啓多さんと愉快な仲間たちとの臨床美術。

今日はぐるんとびーが開所して5年。
開所当時から続けている
高木啓多さんと愉快な仲間たちとの臨床美術。

コロナの影響でしばらくお休みしてましたが
7/30
5ヶ月ぶりの再開!

このご時世なので
人数はこじんまりと
でも2時間
めいっぱい遊びました〜

 

2020 HAPI 2nd Prize Winner: The Housing Complex as One Big Family—Grundtvig.inc

2020 HAPI(Healthy Aging Prize for Asian Innovation) 2nd Prize Winner:
The Housing Complex as One Big Family—Grundtvig.inc

https://www.ahwin.org/grundtvig/


第1回アジア健康長寿イノベーション賞 準大賞、日本国内選考最優秀事例 選出!!

“アジア健康長寿イノベーション賞”
ぐるんとびーが国内最優秀賞と準大賞を受賞。
そして表彰式は7/31になると発表されました。

http://www.jcie.or.jp/japan/2020/07/27/post-5908/

日本政府が掲げる“アジア健康構想”における
国内外の先進事例を集めるという目的で開催された機会に
他の受賞団体をみると豆粒の様なぐるんとびーを
選んで頂けたことを光栄に思います。

同時に小川 利久さん、高橋昌克先生に推薦いただき
身分不相応ながら参加させていただいた仲間の会で
『ささえる診療所』の村上 智彦先生、永森 克志先生に
“間違っていない、いけ!”と言われたこと。

新宿食支援研究会代表の五島 朋幸先生に“やれ!”
と言われたこと。

秋山 正子さんにハグされながら背中を押された事や

リハビリの未来を変えろ!
と国会で再三とりあげてくださり
アジア健康構想協議会の構成員に推薦してくださった
理学療法士で元参議院議員の山口 和之さんの事。

JICAの皆様の視察などをつないでくださった
いきいき福祉会のYasuko Ogawa理事長
国際医療福祉大学の高橋紘士先生

小規模多機能という制度を生み出しで下さった
宮島 渡さん、川原さん、小山さん、山越さん、
黒岩 尚文さん、山田さん、事務局の皆様

ぐるんとびー活動の原点となった東日本大震災で
後ろ姿を見せてくださった
キャンナス代表の菅原 由美さん、安西 順子さん
眞鍋 智美さん、@竹内美妃さん、池谷 千尋さん
中里 藤枝さん、岸田 広子さん、鳴海さん、三村さん
安原さん、牧田さん、洋治さん、高橋誠さん、山田葉子さん
そして、全国のキャンナス活動家の皆様
ふるふる隊の古屋聡先生、原田なほこさん、林健太郎先生
石巻市立病院の長先生

ぐるんとびーの活動を応援してくださった
ウェルビー青木 正人社長、ライターの野田さん、
浅川 澄一さん、かながわ新聞の田崎基さん、
国際医療福祉大学の大熊 由紀子さん、藤原 瑠美さん
村上 紀美子さん、中澤 まゆみさん、迫田さん、中村 淳彦さん
Yoh Satohさん、真鍋厚さん、宮下  公美子さん
フジマニ三浦 悠介さん、今村 美都さん。
タウンニュースのShizuka Hosodaさん、
バズフィードの岩永 直子さん、TBSの玉手 佑弥さん
レディオ湘南のクラーク・ カーターさん、穴水 大介さん
Chako Kibeさん、NHKのMiki Inoseさん、堤 早紀さん、加賀恒存さん、江口さん、池野さん、皆様

絆の会の主催者である
加藤さん、享史ちゃん、鈴木 真さん、
そしてたくさんの仲間のみんな、アホの会のみんな
湘南大庭会の主催者の山岡さん、深沢 素ちゃん、
道上 久恵ねぇさん、大内 由美さん。

✳︎くっ、ここでタグ付け上限人数になってしまった💦
以下、感謝を込めて

原田タケルさん、伴子さん、東木さん、友田さん、竹村さん
シャルマンコーポ・パークサイド駒寄自治会の皆様

地域医療福祉で支えて下さっている
松木先生、片岡先生、中尾先生、米田先生、奥野先生
クローバーホスピタル、湘南中央病院、
徳洲会病院、テレジア病院、鶴巻温泉病院の皆様

こんなにチャレンジングな取り組みに目をつぶってくださる
UR都市機構のみなさま、藤沢市の職員の方々
厚生労働省のみなさま、三菱UFJ総研の岩名さん、
日本総研の紀伊さん、富士通総研の森田さん

松尾市長、菅原直敏さん、長谷川太郎さん、カヤック柳澤さん、
デザイナー桑畑さん、佐々木淳さん、紅谷さん、川原さん、知世&羽田さん、とーるちゃん、石井さん、可愛ちゃん、高瀬さん、梅澤 雅男ちゃん。
雄谷さん、堀田聰子さん、秋山美紀さん、漆さん、密山さん、猿渡のサルちゃん、金子ちゃん、、
リクルートの永田さん、みなさま。石川治江さん、
ETICの皆様、ロート製薬の川崎さん、高橋和人さん、、
どちペインクリニック、シルバーウッドの皆様、、
デンマークのモモさん、いつみさん、北村さん、有子さん、あーーーデンマークいったみんなーーーー、、、、
ボランティアで八百屋やってくれてる三浦さんや松浦さん、、、
自治会連合会副会長の中村さん、満うらの三浦さん、、
佐藤伸彦先生や西村元一先生、、、、、
認定NPOこまちぷらすの皆様、、、
まちかど司法書士の西沢さん、
まちかど葬儀屋の森井さん、まちかど八百屋の中越さん

すっげー沢山の方々に支えられて、今があります。

やばい、、別にこのAWARDいただいたからって
ゴールでも何でもないのわかってるんですが、
僕個人の中では震災から自分たちが信じて突き進んできた
9年の総決算的な一区切りで、なんだかご褒美もらえた気分で、
そしたら、感謝する人の顔が浮かびすぎて。
そして、全員かけないことに気がついて、、、あああああ
そんなこんなで4時になっちゃうし。。。

お名前あげきてれていない方、本当にすみません。
書ききれないので、感謝は行動で示したいと思います。

そして、ぐるんとびーのスタッフのみんな
ぐるサポの皆様、地域の皆様
(いまは、ぐるんとびーを離れている人も含め)
本当に一人一人の小さな活動の積み重ねが評価されました。
もはや、ぐるんとびーっていうより湘南大庭の取り組みです。
いつも本当にありがとうございます!!

ぐるんとびーの取り組みは全方位にできているわけじゃなく
同じ地域で包括、社福、事業所の仲間が支えてくださって
いるからこそ、出来ている取り組みだとも思っています。

だからこそ、これからも、いち住民としての視点を忘れず
一歩ずつこれからも進んでいきたいと思います。

共に、この時代を生きる仲間として、
引き続き、宜しくお願い致します。

そして、乱戦に次ぐ乱戦を後ろで支えデザインしてくれている
ぐるんとびーの経営デザイナー川島勇我さいこう!!

https://www.facebook.com/sugaharakensuke/posts/3338856696167104


土用の丑の日。

土用の丑の日。

たまには、贅沢もいいわよねぇ〜

 


梅雨の時期、室内でも楽しめる「スポーツ吹き矢」です。

本日の看多機は。。梅雨の時期、室内でも楽しめる「スポーツ吹き矢」です。

吹き矢の地区大会で準優勝経験のあるスタッフ指導のもと😆

両腕で筒を持ち、大きく息を吸いながら頭上まで上げ、
息を吐きながら筒をゆっくり下ろします
筒を的に向け、強く一気に『フゥッッーー!!』

見事に的に命中👏
看多機に歓声が響きました

スポーツ吹き矢は、複式呼吸がパーキンソン病の方にも良いとされ、また小さなお子様からご高齢の方まで年齢問わずゲーム感覚で楽しめるスポーツです😊

次は広い地域交流スペースで行ってみましょう♪


【介護】代表菅原さんのプライベート話まで大公開! 〜ぐるんとびー 山口かずゆき 介護施設探訪〜

【介護】代表菅原さんのプライベート話まで大公開! 〜ぐるんとびー 山口かずゆき 介護施設探訪〜
https://youtu.be/z2Xg5DW37vI

 


【介護】職員さんに聞いてみた ぐるんとびーぶっちゃけ話! 〜ぐるんとびー 山口かずゆき 介護施設探訪〜

【介護】職員さんに聞いてみた ぐるんとびーぶっちゃけ話! 〜ぐるんとびー 山口かずゆき 介護施設探訪〜

https://youtu.be/hjKtbaEQPpA


デンマークから学んだぐるんとびーが大切にすること

ぐるんとびーが大切にすることは
デンマークから学んだ

本人との『関係性』『コミュニケーション』
『リスペクト』の上でこそ専門性が初めて
発揮されるという意識。

何が正しいかなんてわからない。
そして、日本は本人と家族が分離されていない。
だからこそ、粘り強く向き合い続けたい。

家に行って、本人やご家族から怒鳴られても
時には叩かれても、粘り強くそこに向き合う。

暮らしの専門家としてそこに向かい合い続ける
ぐるんとびーの仲間を誇りに思う。

そして、叩かれるのは美談ではない。
本当に避けたいことの一つ。
ただ、今の最適として誰かが、本人や家族の不安を
ときに体を張ってでも受け止めないと、
止まらないこともある。

デンマークのように多様なフォロー体制は
ないからこそ、同時に社会も変えていきたい。


ぐるんとびーな人たち No2 『人生の数だけケアプランがある』 小林紀子さん

 

 

4月1日にオープンした看護小規模多機能(かんたき)が入る建物には、訪問看護ステーションと居宅介護事業所も入り、コミュニティスペース(コミュニティカフェ)が併設される。居宅介護支援事業所「ぐるんとびーケアプランセンター」は、コミュニティカフェの一角に設置ということで、カフェにケアマネ駐在?と思いきや...

 

※コミュニティカフェとは…

地域住民が集いつながる場、時には市民活動の拠点ともなる、地域に開かれたカフェのことを言います。

 

ケアマネよりカフェ店員に

 

以前は社会福祉法人のケアマネだったと聞いて納得。地に足の着いた落ち着いた雰囲気で、粛々と仕事をこなす印象のケアマネジャー小林さん。コミュニティカフェの片隅に居を構えると聞いてびっくりしていると、「ケアマネというよりカフェ店員になりたいと思っているんです」と、小林さんへの印象がガラリと変わるひと言が飛び出す。と同時に、「あぁ、やっぱりこの人、ぐるんとびーな人だ」と内心ニタリ。

 

「カフェ店員になる」。この言葉を解釈していきたい。現在はコロナウイルスの影響で休業中だが、ぐるんとびーケアプランセンターでは毎週木曜に団地の集会所の一室を借りて、「まちかど相談室」を開いている。しかしながら、外から中が見えない閉じた空間、かつ、高齢化は進んでいてもまだ比較的元気な高齢者が多い当団地では「何かあったら相談すればいいか」と、まちかど相談室へ足を踏み入れてくれる人は少ない。「何かあってから」ではなく、予防も含め、事前に情報を得ておくことがいざという時の備えになるし、小さな火種のうちに気が付くことができれば対策も取りやすい。そこで、コミュニティカフェというオープンなスペースにケアプランセンターがあれば、「いつでもだれでもまちかど相談室」の出来上がり、カフェに駐在しているのだから「カフェ店員」というわけである。

ちなみに、団地内での「まちかど相談室」は、団地住民の方々のために、ぐるんとびーを統括するケアマネの石川さんが続けていくので、どうぞご安心を。

 

「嬉しいことに、最近、かんたきのチラシや看板を見てコミュニティカフェのことを知った団地の方やご利用者さんのご家族からも「私たちも行っていいの?」とよく聞かれるんです。「散歩の途中に立ち寄って、(かんたきの先にある)パン屋さんでパン買って帰るのもいいね~」なんておっしゃる方もいて。「お茶飲みに気軽に来てください」とお伝えしています」と小林さん。オープンカフェの前を通るご近所さんに、ガラス越しに「コーヒー飲んで行きませんか?」と手招きする小林さんの姿が目に浮かぶ。相談らしい相談でなくとも、茶飲み話の最中に、「そういえばうちの妻が…」「実は障害のある子どもがいて…」と、その人や家族が抱える課題が垣間見えることもある。オープンカフェという空間だからこそできる地域貢献に、期待大だ。

 

ご本人の人生を歩むのはご本人

 

カフェ店員を目指す?!小林さんの本業であるケアマネジャー(ケアマネ)という仕事を行う上で、小林さんが大切にしていることが、「その人のケアプランであり、私のケアプランではない」ということ。そして、「困った」ではなく、「できること」や「強み」にフォーカスすること。たとえば、ワーキングウーマンとして生涯独身を貫いてきた90代の女性はとても「がんこ」。家族も「がんこで困っちゃう」と「困った」に目を向けがちだが、「がんこだからこそ、一人でここまでやって来れた。がんこは強み」と小林さん。さらに、「がんこな人はご自身が納得すれば受け入れてくださることが多い」とも。この女性は大嫌いなお風呂も「入りたくない」の一点張りだったが、何度も足を運んで説得を続け、やっと足浴にまで辿り着いた。「お風呂まで道のりは長そうですが、まずは足浴が気持ちがいいことを知っていただけ前進です。」

 

「目の前にいる方のケアマネジメントをどうしていくか、常に試行錯誤。ご本人の人生を歩むのはご本人だから、同じケアプランはありません。本人の想い、家族の想い、その人を取り巻くいろんな人の想いを汲み取りながらも、今後その人がどうやって生きていきたいのか、一緒にケアプランを立てていきたい。大変だけれど、やりがいはありますね。」

 

ぐるんとびーケアマネ小林さん、コミュニティカフェで地域の皆さんをお出迎えいたしま~す♪


やりたいのは介護だけじゃない。こまちぷらす×ぐるんとびー

ぐるんとびーでは、コミュニティスペース(コミュニティカフェ)がスタート予定。そんな新しい門出を前に、NPO法人こまちぷらすとの出会いに恵まれるあたりの幸運っぷりは、なんともぐるんとびー!こまちぷらすがトヨタ財団の助成金に採択されて進める「トヨタ財団市民参加促進プログラム学び合い研修」の参加団体の一つに選ばれたのです。コミュニティカフェを通じて、市民の「やりたい」を育てていこうという本プロジェクト。

「市民参加の結果起きたことへの助成はあっても、市民参加を豊かにするにはどうしたらよいだろうというそのこと自体に助成する助成は初めて。でもそこに助成をして、スポットを当てて、社会みんなで支えようという発信をこの4団体でやっていく」とこまちぷらす代表の森祐美子さんが語る通り、ぐるんとびーのほかに、主に子育て世代を対象に活動するNPO法人子育ての輪Lei、ライフデザインラボの2団体が2年間の研修を共にします。3月12日には、1年目の研修を終了し、2年目へと突入するということで、中間報告会が開催されました!

ぐるんとびーからは、主に大内由美さんと上野祥さんが研修に参加し、中間報告会では上野さんが素敵なプレゼンをしてくれました♪

 

【NPO法人こまちぷらすとは?】

「子育てが『まちの力』で豊かになる社会」を目指して、2012年からスタート。「こまちカフェ」(神奈川県横浜市戸塚区)を拠点に、他地域・他団体ともコラボし、カフェを通じてまちの担い手を育てるプロジェクトを展開する。

 

想いを持った人が活躍する場をつくる

 

コミュニティカフェOPENを前に、ぐるんとびーでは、実際に子育ての孤立化や妊娠中・産後のマイナートラブルに悩んだスタッフの経験を活かした産後リハビリテーションのイベントを始め、のびのびの会(産前産後の託児)、ちくちくの会(裁縫クラブ)、もぐもぐの会(ボランティア)、駄菓子屋、かんたきシネマ、土曜バル、キッチンで料理教室、一品持ち寄りの会、ランチ付きイベント等など、いろいろなアイデアが飛び出している真っ最中。既にコミュニティカフェの活動を行っている他団体の取り組みにアイデアをもらったり、グループワークを通じてヒントを得たりと、研修からもたくさんの気づきを得ているという上野さん。

 

中間報告会では、「パンを焼くのが得意だけれど、食べてくれる人も持っていく場もない。何かをやりたいけれど場がない人もいる。一人ひとりができること、得意なことは地域の宝。場所を持つことで地域の人が自分の強みを活かして輝ける場をつくりたい。コミュニティカフェが、誰かのために何かをしたいと考えている地域の人が輝ける場になっていく。得意とすること、できることは地域の宝で、それを活かす場があれば、お互いに助け合って自然につながっていける。それが幸せにつながっていく」と堂々と語る姿に、報告会に参加していたぐるんとびー代表菅原健介がうんうん誇らしげに頷く姿が我が子を見守る父親のようだったとか(笑)。

 

ぐるんとびーの強みであり、こまちぷらすがコラボしたいと思った理由として語られたのが以下の通り。

「介護を通して地域を豊かにしていきたいというぐるんとびー。子育てを切り口にしているがこまちぷらすも目線は地域。なおかつ、ぐるんとびーは地域に住んでいて、個別の方の支援をしながら、地域全体を見ているところが素晴らしく、私たちも学んでいきたいところ。コミュニティカフェという新しい場をつくることは、地域の人が自分の強みを活かすチャンス。こまちぷらすは主に子育て中のお母さんがパートナーになって活躍しているケースが多いが、ぐるんとびーの場合、もちろんお母さんにも来てほしいが、高齢の方に力を入れられているというところで、何が違って何が共通しているのかも一緒に考えていけたらいい。」

 

研修中のワークには、スタッフにヒアリングをして、ぐるんとびーで働く意味、お金ではない価値を共有し合う機会もあったと上野さんは言います。「ぐるんとびーは想いだけで動くスタッフがたくさん。ご利用者さんだけでなくこれから新しいスタッフも増え、ボランティアの人、地域の人もたくさん関わっていく中で、お互いに価値を共有したり、大切にし合いながら、一緒に場をつくっていきたい。」

 

今後始まるコミュニティカフェで何かやりたいという方は、お気軽にコミュニティカフェを覗いてください♪


「そもそも共生社会ってなあに?実践者が語る、地域共生社会のリアル」

 

気が付けば、早半年近くが経過しようとしていますが(汗)、昨年末ぐるんとびーに、佐賀で看護小規模多機能「むく」を運営する合同会社「MUKU」代表佐伯美智子氏、仙台で医・食・住の多世代交流複合型施設「アンダンチ」を運営する福井大輔氏、そして長崎の社会福祉法人ながよ光彩会業務執行理事/統括施設長であり、NPO法人Ubdobe 理事(CFO)も務める貞松徹氏という、錚々たるメンバーが遊びに来るよ!ということで、せっかくだったら語ってもらおうぜ、と急遽開催されることになったこのイベント。このノリこそがまさにぐるんとびーなわけですが(笑)、日本の介護業界最先端を行く豪華な顔ぶれに語っていただきました、「地域共生社会ってなあに?」。

 

目次:

  1. 仙台の多世代複合型施設「アンダンチ」の紹介
  2. 長崎の看護小規模多機能「むく」の紹介
  3. 座談会「共生社会ってなあに?」

 

※Ubdobe エンターテイメント×医療福祉で、業界の課題を解決してこ!みんなの社会参加を促してこ!と様々なイベントや企画をプロデュースする団体。

 

  1. 仙台の多世代複合型施設「アンダンチ」の紹介

 

2018年7月に開設以降、全国から注目を浴びるアンダンチは、東日本大震災後、震災の集団移転地域として指定される地区にある約1000坪の土地に建てられた、サービス付き高齢者向け住宅、看護小規模多機能型居宅介護、訪問看護ステーション、障害者就労継続支援B型事業所、企業主導型保育所、レストランが入った複合施設。デイサービスは敢えて持たず、必要な人には外部のデイサービスに出てもらう一方、地域の人に日中空いている空間を貸し出しすることで、内から外へ、外から内へ、自然な交流が生まれる仕組みづくりを行う。ママサークルのイベントに赤ちゃん連れでやってくるママもいれば、駄菓子屋を目当てに集まってくる小学生もいる。世代を問わず、アンダンチが「居場所」となっているという。さらに、アンダンチ内で飼っているヤギは東北工業大学から譲り受けたものだが、ヤギを通じて学生たちと交流が生まれる中で、アンダンチを運営する株式会社未来企画に4月からの入社を決めた学生も出てきた。

 

  1. 長崎の看護小規模多機能「むく」の紹介

マイナスから始まってプラスに変えていく女、むくの佐伯さんは、スノーボードにはまってニュージーランドへ行き、対馬からオーストラリアを経て、現地で結婚・出産・離婚、カイトサーフィンにはまって、現在の唐津へ移り住み、作業療法士として病院や高齢者施設に勤務するも「私がやりたいのこれじゃなーい!」と3人目を妊娠中にむくの構想を思い立ち、3男が3か月の時、2017年4月に起業。って、もう佐伯さんの人生からして面白すぎる!

 

そんな佐伯さんが立ち上げたむくの3つの仕掛けは、

  1. 子連れ出勤大歓迎
  2. 子ども手当あり/子どもはご飯味噌汁食べ放題/保育園・ようちえん送迎自由
  3. 赤ちゃんボランティア(0~3歳)。

始めは子連れ出勤していたスタッフの子どももすぐに赤ちゃんでなくなることからスタート

  1. 駄菓子屋さん

 

実際問題、子連れ出勤を大きく謡っていても中には子どもたちの存在に眉をひそめるスタッフもいるというが、それでも介護現場に子どもがいたほうがいい理由として、佐伯さんは、①利用者に暮らしの場、役割を与える②事業所にざわざわ感、生活音が生じて、介護事業所らしくなくなる③通ってくる母と子にも社会的役割、居場所ができる、を挙げる。

 

その人の好きや生きがいにまでたどり着けるケアを目指すむく。最近は、複数の事業所と一緒に、スナックを借りて、「Kaigo Barよろよろ」も始めた。普段はお酒を飲む機会がなかなか得られないご利用者さんたちも、スタッフと一緒に、一事業所の枠を超えて、みんなでお酒を楽しんでいるとか。

 

多世代が自然に集う場、介護事業所らしくない生活音のある空間、利用者さんとお酒…とアンダンチやむくの取り組みを聞いていると、ぐるんとびーとの共通点が浮かび上がってくる。彼らがゴールとしているのはただ単に介護や看護ではなく、もちろん必要な人に必要な介護や看護を提供することは大前提として、暮らしの場であり生きがいだ。

 

③座談会「共生社会ってなあに?」

 

むく、アンダンチの紹介の後は、ぐるんとびーの社外取締役である川島勇我さんをファシリテーターに、貞松さん、健介さんも参戦し、「地域共生社会ってなんぞや?」についての座談会がスタート。

 

普段は某大手商社に勤めるデザイナーである勇我さん。「国にお金がなくなったから、地域で自分たちでなんとかしてと、国が無理やり‘地域共生社会’をつくろうとしているのではないか?」「介護職は土日返上、一般のサラリーマンよりも低い報酬で、‘地域共生社会づくり’までやろうとしているけれど、何でオレたちだけでやらなきゃいけないのとはならないの?」「一般住民は蛇口をひねると水が勝手に出るように、介護を当たり前に受けられると思っているふしがある。住民のマインドチェンジが必要では?」と、よくよく考えて…みなくても不思議な介護業界の「当たり前のように受け入れてしまっているけれどそれでいいの」案件にぐっさり切り込んでくるあたり、やはりぐるんとびーの社外取締役(笑)

 

これに対して、佐伯さんからは「そもそも(ただでさえお金なくなってる)介護保険で地域共生するお金はあるの?(=ないよね~)」の問題提起。

 

貞松さんからは、「マインドチェンジというよりは、大事なのは気付くこと。一人ひとりのマインドチェンジは既にできていて、一人ひとりは悩んでいるけれど、孤立化してつながれていないからコミュニティにならない」との指摘に、「つなぎ役が必要だけれど、それを介護職に丸投げ」「介護福祉にいい人が多いことに国が甘えている」の声も。

 

ここから「人に迷惑をかけちゃいけませんっていう日本の教育自体が間違っているよね」と議論は展開。「人に迷惑はかけ合いましょう」で、場の意見が一致するあたりもこの顔ぶれならでは、か。

 

最後に、各々が考える地域共生、どこまでやるかについて問われると、

「自分事と隣事まではしっかりやりたいけれど他人事はやらない。隣事の基準は俺に好意を持ってくれているかどうか」と貞松さん。「地域共生はそこらじゅうにある。気付けるかどうか。自然の豊かさ、人の豊かさ、身近な豊かさに気づくこと」とも。

 

むくの佐伯さんが「自分の身の丈に合った、自分に居心地のよい範囲。自分の人生を豊かにしておくことからスタート」と語れば、「賛否両論あっていい」とアンダンチの福井さん。

 

ぐるんとびー健介さんは、「地域共生なんて知らねぇよというお話。目指すのは地球共生」。ハイ、期待を裏切らず、健介節は常に健在。そう、ぐるんとびーが目指すのは、地域共生なんてぶっとばして、地球共生なのだ。

 

「地域共生っていうけど、そもそも地域って何だっけ?」というところで幕を閉じた本イベント。議論は第2弾に続く…はず。どうぞお楽しみに!

 


ぐるんとびーケアプランセンターのご紹介

最近4月開所の看護小規模多機能についての話題がこちらのブログでも多くupされています。

こちらのブログでは初登場のケアプランセンターについてご紹介させて頂きます。

2019年11月よりぐるんとびーケアプランセンターが開所しております。

管理者である小林はご利用者様、ご家族の想いに寄り添いながら

一歩後ろからそっとサポート、

同じケアマネージャーとして多くの気づきと学びを与えてくれます。

芯があり、しなやかさと溢れんばかりの愛情を持ち合わせている彼女、

座右の銘は『無理は禁物』。

そんな彼女がぐるんとびーの一員に入ってくれたことを

代表始めスタッフ一同心強く感じております。

また一人、また一人と想いを持った仲間が増えていくこともうれしい限りです。


着々と

皆さんの力を借りて着々と準備が進んでおります!

先週は檜の床材が張られていました。

まっすぐながーく上に伸びる檜。

夢に向かってますぐ進む力や成長するパワーをくれるそうです!

そんな想いを込めて檜を選びました。


看護小規模多機能居宅介護ぐるんとびー2020年4月1日openします!

看護小規模多機能居宅介護は住み慣れた自宅、地域に居ながら「通い」「泊り」「訪問介護」「訪問看護」が一体に受けられる」サービスです。ぐるんとびーの看護小規模多機能は地域の方が利用できるコミュニティスペースも併設予定です。看護小規模多機能を利用される方が社会の中で孤立しないよう、多世代の方と自然に交流できる仕掛けを作っていきたいと考えています!

テーマは「地域の中にもうひとつのかぞくをつくる」地域や家族のつながりが希薄化している今こそ、地域の中に家族のような存在をつくることで集まるみんなが上向きに生きられる仕掛けづくりにチャレンジしていきたいと思っています!


ぐるんとびー訪問看護ステーションのご紹介

今年度スタッフが8名増えほぼ倍の15名になりました。リハビリ8名、看護7名。日中は訪問で全員揃うことはないですが朝の朝礼や忘年会等みんなでコミュニケーションを取りながら和気あいあいとやっています。訪問リハビリは利用者さんのやりたいこうなりたいを少しでも実現できるように。

訪問看護は住み慣れた自宅で過ごしたいというご本人やご家族の想いにより添えるように。日々スタッフで相談しながら訪問させて頂いています。よろしくおねがいします!


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